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専業主婦・主夫、iDeCoお得?

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの常磐麗奈です。

専業主婦・主夫の皆さんで、iDeCoで自分年金を持ってらっしゃる方いらっしゃいますか?
今回は、専業主婦・主夫の皆さんが、iDeCoを始めるメリットってあるのでしょうか?
という疑問にお答えしようと思います。

目次

iDeCoとは

  • 毎月一定額を積み立てて
  • 老後資金を作るための
  • 税金がお得になる
  • 国の制度

です。

専業主夫・主婦だから、所得税を納めていないから関係ない、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、受け取る時に、「退職所得控除」という制度を使うことで、何の税金を納めることもなく、積み立てた一時金を受け取ることができます。

注意したい点も、最初に書いておきます

  • 60歳まで引き出し(現金化)できない
  • 最初に手数料がかかる(3000円弱)、毎月管理料が数百円〜かかる
  • 掛け金は年一度しか変更できない
  • 途中で運用機関を変えることはかなり大変

国の制度なので、メリットも、制約もたくさんあります。この点はよく検討をしましょう。

そもそも、なんで税金を気にしないといけないの?

というあなたのために。
たとえ、普通預金に預けていても、利子から税金が引かれているの、ご存知ですか?

普通預金も定期預金もあまりに低金利なので何が税金かわからないくらいですが、

利子ー(所得税・復興特別所得税15.315%+地方税5%)=受け取り利子

ということで、年利0.001%ほどの利子から20%もの所得税が引かれるのです!もはや少額すぎていくら引かれたのかわかりません。

このように、利子、投資による収益、株の配当金など、自分に入ってくるもの全てに税金ってかかるわけです。

ですから、アルバイトでも会社員でも、働いて得た収入に税金がかかってきます。しかしこの税金は少ないほど手取りが増えるので、みな税金を安くしたいと思っています。

iDeCoは、掛け金が課税所得から減る

そのため、所得税が安くなる(年末調整で戻ってくる)というわけです。しかし、専業主夫・主婦にはこの恩恵が受けられないのでメリットがないという意見もあります。

iDeCo受け取る時に効いてくる

iDeCoは通常、投資信託などで運用すると思うのですが、その値上り益も非課税になります。(通常は、上述の通り20.315%税金が引かれたものが手取りです)

そして、60歳いよいよ受け取りという時になって、一括で受け取るか、年金で受け取るかを選ぶことになります。

一括で受け取る場合は、「退職所得控除」が使えます。

退職所得控除=40万✖️勤務年数(20年以下)+70万✖️勤務年数(21年以上)
退職所得={退職金(iDeCoの場合は積立金)ー退職所得控除}➗2
これに退職所得にかかる税率をかける

専業主婦・主夫の皆様は、在職期間がない、ということなのですが、iDeCoは加入期間が在職期間としてカウントします。

ということは、金額は低くても長い期間かけていた方が、受け取る時にお得、または、課税なしとなる可能性が高いのです。

例えば、35歳のあなたが仮に、月々2万3000円、利回り3%の投資信託に投資し続けたとしましょう。60歳になる頃にはシミュレーションのグラフを使うとこんなふうになります。また、2022年より加入年齢が65歳までに上がる予定ですので、40歳のあなたも、今から始めればシミュレーションはこんなグラフになります。

(金融庁HPより筆者作成)

もちろん、こうなれば理想ですよね!でも、2万3千円が毎月軽く捻出することができるか、さらにそれを60まで続けることができるか、よく考えて金額は設定しましょう。2万3千円は無理でも、5000円なら大丈夫、という人は、5000円から始めてみてはいかがでしょうか。iDeCoの最低投資金額は5000円です。また、無理なようでしたら途中休止ということはできます。くれぐれも、60まで解約はできませんので、例えば教育資金がない、などということのないよう、優先順位はよく考慮しましょう。

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