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iDeCoの給付金受け取り方

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの常磐麗奈です。

iDeCoの「年金」の上乗せ部分としての役割は、この給付のところにあります。単に税金がお得に資産運用できるためのものではないというわけです。

目次

iDeCo給付の種類3つ

  • 老齢給付金
  • 障害給付金
  • 死亡一時金

老齢給付金は年金です。これを増やす目的でiDeCoをやっているわけです。

しかし、所定の障害をおった場合に受け取れる障害給付金、万が一の時に遺族が受け取れる、死亡一時金もあります。それぞれ税金の扱いが変わってきます。

給付金の受け取り方

老齢給付金、障害給付金は、

  • 一時金で受け取る
  • 年金として分割で受け取る
  • 一時金で受け取り、残りを分割で受け取る

この3種類があります。

死亡一時金は、

  • 一時金で家族が受け取ります。受取人を指定していない場合は、法令に基づく順位で受取人が決まります。

給付金にかかる税金やコスト

老齢給付金

・老齢一時金で受け取る場合

退職金と同じ扱い。

退職所得=(老齢一時金―退職所得控除)÷2

退職所得控除は、40万円×加入年数、加入年数20年以上は800万円+(70万円×加入年数―20年)なので、加入年数が長い方が控除が大きくなります(税金に有利に働きます)。

注意点

15年以内に退職所得控除が行われている場合は調整されてしまいますので、会社で退職金を受けた後、15年以内にiDeCoの受け取りをする場合は注意が必要です。会社の退職と同時にiDeCoの一時金を受け取るのが良いとされています。

・年金として受け取る
税金

使える税メリットは公的年金等控除。国民年金や厚生年金の給付と同じく、公的年金として税金がかかります。例えば、公的年金以外の雑所得が1000万以下の人は、65歳未満は年間60万円まで課税なし(65歳以上は年110万円まで)、それ以上は収入に応じて一定の控除額を引いた後、5.105%の税率がかかります。

手数料

振込一回あたり440円の事務手数料がかかってしまいます。
年金で受け取るメリットは、口座に置いてあるかぎりは運用が続けられます。

どちらも70歳までに請求の手続きが必要です。

障害給付金

加入者が高度障害の要件に該当することになった場合に、障害認定日から70歳の誕生日の二日前まで請求できます。こちらも一時金、年金どちらも選べますが、非課税となります。

死亡一時金

こちらは死亡一時金として、相続人が受け取ります。

みなし相続財産として、500万円×相続人の数が非課税となります。

まとめ

  • iDeCoの受け取りは、3種類あり、公的保証の意味合いもある。
  • それぞれの受け取りかたによって税制が変わる
  • 年金型の受け取りの場合は事務手数料が振込の都度かかる

これらに留意すると良いでしょう。iDeCoに関わる制度も、税制も変わることがあります。その時々でしっかり情報収集すると良いと思いますよ!

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