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iDeco 資産を変えるには

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの常磐麗奈です。

資産形成の基本は、長期、分散、複利ですが、iDeCoの運用をする中で、途中で投資資産を変更したい、配分を変えたいといったことも出てくるでしょう。

当初は元本確保型だけだったが、投資信託にチャレンジしたい
利益が出ているので、今のうちに利益確定して元本確保型に変更したい

こういった要望も出てくるでしょう。

目次

運用方法の変更2つ

変更には二つの方法があります。

  • 配分変更
  • スイッチング

こちらの二つについて、詳しく見ていきます。

配分変更とは

これから買う商品の配分を変更する方法で、
運営管理機関(iDeCo口座を開設した金融機関)のウェブサイト、コールセンターから変更手続きします。

例1

毎月掛け金1万円のうち、50%(5000円)でA投信、もう50%でB投信に投資する、と設定していたとします。

この配分を、A投信30%、B投信70%に変更したい場合、

翌月の掛け金から3000円でA投信、7000円でB投信を買っていくことになります。

今まで積み上がった分の資産配分が、A投信45%、B投信55%になっていたとしたら、その積み上がった分は今まで通りのままであり、A投信30%、B投信70%に調整されるという意味ではありません。あくまで、これから買う掛け金を、どう資産配分するか、ということです。

例2

C投信40%、D投信40%、E投信20%のポートフォリオを作っていたとして、E投信の積み立てを辞めたい場合は、
配分変更で、C投信50%、D投信50%にすれば、E投信の買い付けは次回より行われなくなります。ただし、今まで積み上がったE投信は、そのまま運用だけが続くということになります。

スイッチングとは

対してスイッチングは、現在保有している商品を売却して、その資金で別の商品を購入することで、今保有している資産配分をガラッと変えることができます。

配分変更の例とは逆で、今まで保有していた商品でかなり利益が出ている、受け取りも近いので、利益確定をして元本保証の年金保険に変えておきたい、こういう時に使える制度です。

先ほどの例2

C投信40%、D投信40%、E投信20%のポートフォリオを作っていたとして、E投信の積み立てを辞めて、C投信50%、D投信50%のポートフォリオを作りたい時は、

スイッチングの場合は、E投信を売却し、その売却代金を使ってC投信、D投信が50%ずつになるように買い入れを行います。
同時に配分変更を行うことで、次回からC投信、D投信を50%ずつ買い入れるようにします。そうしないと、また来月からE投信も買い付けされてしまいます。

資産配分とスイッチングの特徴をよく把握して使い分けましょう。

注意点

スイッチングは、投資信託を売却する場合であれば、信託財産留保額というものが売却代金から引かれます。ファンド選びの時点でこちらの額に気を付けるほか、スイッチングは年1回以下にとどめるようにしましょう。

もっとも、iDeCoでは長期分散積立投資が前提ですから、頻繁に売買を繰り返しては、その積立投資による複利メリットがなくなってしまいます。基本姿勢はほったらかしです。いくら貯まったかな、と楽しみに、長く続けていきましょう。

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